セミナー情報
- 日時: 6月5日(木)15:00〜、6日(金)13:00〜
- 講師: 宮地真路氏(京大基研)
- 題目: AdS/CFT対応と情報喪失問題
概要
量子重力は現在に至るまでどう定式化されるか明らかでないが、AdS/CFT対応を用いることにより、AdS時空上の量子重力に関しては定量的な解析が可能である。 特に近年の研究により、量子重力最大のパラドックスであったHawkingの情報喪失問題について大きな進展がもたらされ、量子重力のユニタリー性の大きな破れが解消されるに至っている。 本講演ではAdS/CFT対応の重要な側面を概観したのち、その応用によって情報喪失問題の理解がどう進展したかを解説する。